「革命のファンファーレ」感想と要約~新時代のビジネスと生き方を読み解く~

要約と書評「革命のファンファーレ」

不安定な現代を生き抜くためのスキルが書かれた名著「革命のファンファーレ」の感想です。

しんえんちゃん
しんえんちゃん
ゴッドタンでの西野さんと劇団ひとりさんの激しいぶつかり合い大好き。笑
今回の内容
  • あらすじ
  • 要点や見どころ
  • 感想

ではどうぞ!

書籍情報

「革命のファンファーレ 現代のお金と広告」は、クラウドファウンディング等これからの新時代のビジネスについて書かれた、ビジネス書に分類されます。

『読者が選ぶビジネス書グランプリ2018』の総合1位へ輝いたこの本。
手に取ってみると、やはり「そりゃそーだわ。」と納得する説得力のある内容になっています。

しんえんちゃん
しんえんちゃん
内容も素晴らしいんだけど、他のビジネス書と違って読みやすさがすごい!
著者 西野 亮廣(あきひろ)
出版社 幻冬舎
出版年月日 2017年10月5日
ページ総数 310ページ
定価 単行本:1,528円(税込)
Amazon Kindle あり

 

作者の紹介

作者はお笑いコンビのキングコングとして活躍している西野亮廣さん。
お笑い芸人の肩書を持ちながら、絵本や小説、ビジネス書を始めとした各種書籍の出版や日本最大級のオンラインサロンを運営している事でも有名です。

しんえんちゃん
しんえんちゃん
「オンラインサロン」「クラウドファウンディング」っていう言葉を、大きく世間に広めたのは西野さんだと思う。

最近はテレビ出演よりも、実業家としての側面が大きいですね。
記憶に新しい所では、成人式の着物貸し出しの企業倒産による被害者へ、成人式を自腹で開いたりと社会貢献の面でも大きな功績を出されています。

Instagram @japanesehandsome
Twitter @nishinoakihiro
オンラインサロン 西野亮廣 エンタメ研究所
しんえんちゃん
しんえんちゃん
Instagramのアカウント名のジャパニーズハンサムにジワる。笑

 

「革命のファンファーレ 現代のお金と広告」の要約

キーワードは「マーケティング」。
このマーケティングを軸に、西野さんが考え抜いた現代のビジネスの在り方を、様々な視点から解説してくれています。

要点はコレ

  1. これからは『信用』を作る事が何より重要
  2. 何か売りたい、そう思った時は人の動きを先回りし、売り方を作る事が必要
  3. エンタメ業界はこれから実力社会になっていく
  4. 現代広告は、自分の労力を基盤にするのではなく、その後も広告が連鎖し自立するような状況を作っていくのがカギになる
しんえんちゃん
しんえんちゃん
ここからちょっと、読みやすいように文体チェンジします!

 

1.『信用』の大切さ

最近はクラウドファウンディングという言葉もすっかり聞きなれた言葉になっている。
誰にでも行えるように出来ているのが、クラウドファウンディングという新しい資金調達のカタチ。
その資金調達の正しい勝ち方としての考え方としてこの2つが大事である。

  1. お金は信用を数値化した物
  2. クラウドファウンディングはその信用をお金にする為の装置

この2点を理解すると、自分の言葉が真実でないと信用は得られない事がわかる。
つまり、知名度のあるタレントだからと言ってクラウドファウンディングが成功するとは言えないのだ。

タレントの収入源はテレビ(スポンサー)であり、テレビの出演回数を増やすには好感度が一般的に求められる。
つまり、スポンサーやテレビ出演を増やしていく事が収入を増やす足掛かりになるので、食レポで不味いものを美味しいと嘘をつかなければいけない。

現代では嘘はすぐにばれる。
なぜならば、SNSやブログなど一般人の情報発信が手軽に行える環境が整っているからだ。

いくら認知や好感度が上がっても、タレント本人の信用度は上がらない。
そして、嘘を重ねる程、ファンは離れていく。

しんえんちゃん
しんえんちゃん
一般人が誰でも気軽に情報発信できる時代になったから、知名度・好感度=信用ではないって事だね。

 

2.『先回り』の必要性

絵本『えんとつ町のプペル』を「お金の奴隷解放宣言」と名付け、無料公開した時、日本中から「クリエイターがくいっぱぐれる」「業界が疲弊する」といった批判の声が上がった。

「作品の無料公開は作品にお金を払うという意識が薄まる」…本当にそうだろうか?

テレビアニメは無料である。
その製作費はスポンサーで、そのアニメを視聴したファンが、そのアニメの映画やグッズやスポンサーの流したCMの商品にお金を払う。
それは価値あるものを無料公開したからこそファンが生まれ、巡り巡って製作側や演者が儲かる仕組み(フリーミアム戦略)だ。

フリーミアムとは
…基本的なサービスは無料で提供し、更に高度な機能やコンテンツには課金をするビジネスモデル

話を戻し、絵本を無料公開したのも何も考えずにそうしたわけではない。
その方が売り上げも伸びるし、出版業界も盛り上がる。
そう考えたから無料にしたのだ。

その時代で物を売りたいのであれば、その時代の人間の動きを読むのが大切だ。
現代人が一体何にお金を使い、スマホを一日にどのくらい触るのか。
それらを読み、少し先回りして売り方を考えていくのが大事だ。

しんえんちゃん
しんえんちゃん
広告を売りたい相手の事をしっかり観察して行動を読むのが大事って事だね!

 

3.エンタメ界は実力社会へ

作品の無料化が進むことで、エンタメ業界は実力社会になって行く。
それは実力が目に見えてしまう為に、売り上げが挙がる人間と、実力不足がばれて売り上げが落ちる人間に二極化するからだ。

そうする事によって、本気でムチャクチャに努力しているクリエイターに身が生き残れる本当の意味での実力社会が到来するからである。
つまり、この実力社会において一番効果のある広告は『作品のクオリティを上げる事』である。

 

4.連鎖する広告とは

連鎖する広告とは「自分の手を離れても勝手に広告が発生する仕組み」だ。

例えばそれはSNSである。
多くのユーザーを抱えるSNSへ売りたいモノやサービスをアップしてもらうためには何が必要かを考える。
なぜなら、他人の時間を使った広告なら、更に効果的だからだ。

その為に、絵本「えんとつ町のプペル」のページも本書「革命のファンファーレ」の各見出しもレイアウトを正方形にした。
こうする事で、Instagramにどうしたらアップをしてもらいやすいかを考え抜いた結果だ。

ある広告を出そうと考える時、自分の体をどこに置くか。
そして、どうすればその広告は自分の手を離れても連鎖し続けるのか。
それを考えながら実験していくことが大切だ。

しんえんちゃん
しんえんちゃん
失敗と改善を繰り返しながら正解を探っていくんだね。トライ&エラー大事!

 

読後の感想

難しい言葉をほとんど使わないので、ビジネス書を読み慣れていない人でも最後まで気軽に読めそうな一冊になっています。

この本を読んでいる最中、最近ではインターネットの検索結果も権威性といった信用性を優先させて結果表示されるように変わってきたと言われていることを思い出しました。

なんにせよ、この本は世間で言われている新しいビジネスのカタチを恐らくなかなかないレベルにわかりやすく解説してくれている本である事は間違いありません。

時代の流れというのは目に見えなくても確実に進んでいきます。
それは、アナタが時代に歩調を合わせようとしなくても、確実に流れていきます。

今はまだ、この新しい形のビジネスが飽和状態になり定番化する(といってもビジネスパーソンからしたら当たり前なのでしょうが)ギリギリ前の段階だと感じます。

本書ではクラウドファウンディングに多くの焦点を当てて描かれていますが、しばらくはセオリーとなる部分も多いのではと感じました。

しんえんちゃん
しんえんちゃん
とにかく読みやすい。そしてわかりやすい!おすすめ度★44.5!